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今年のフォーラム

Osaki Midori Forum in Tottori

 

    ◆第7回「尾崎翠」評論・エッセー賞◆
           選考結果発表 


  第7回目「尾崎翠評論・エッセー賞」は、選考委員会(北川扶生
子委員長)で選考の結果、下記の作品を「佳作」として選びました。
 作品は12月上旬発行予定の『尾崎翠フォーラム・in・鳥取2010
報告集』に、全文を略歴・選評とともに掲載します。

                  佳作 
                 「青鞜百年と尾崎翠」
          
(大石征也)

【選考委員会講評】 
 本年度の応募作の中では、雑誌『青鞜』と尾崎翠のつながりを、
平塚雷鳥のちぢれ毛をめぐる回想や、尾崎作品に登場する 「靴
下」、生田花世との交流などから探ろうとする、大石征也氏のエッ
セイ「青鞜百年と尾崎翠」が注目された。雑誌『女子文壇』に掲載
された、生田花世(長曽我部菊子)の 「帝国図書館の婦人室」 と
「こほろぎ嬢」の比較など、 同時代の様々な資料から尾崎作品と
符合する興味深いディテールを取り出し、 そうした符合を通じて、
尾崎翠の生きた時代を、読み手を謎解きに誘いかける親しみや
すい語り口で紹介している点が評価された。一方で、同時代資料
と作品の結びつけ方や、エッセイの主題となる「真に青鞜的なるも
の」についての疑義も多く、佳作という結論に至った。
 このほか、芹野大祐氏の評論 「不在の官界」も、 レベルの高い
力作であった。芹野氏は尾崎文学の特質を、出来事が過ぎ去っ
たあとでそこにあった可能性を追い求める態度 =「不在の感覚」
に見出し、そのような態度が、現在という時間を耐え難く感じ、無
為に陥らざるを得ない弱き夢想家の生き方の産物であること、こ
のような夢想家たちが他者と持ちうる関係は、 伝わらないという
思いの共有であること、 しかしこのような存在の仕方や他者との
つながり方は、 現代の私たちとよく似ていること等を、 「 花束 」
「香りから呼ぶ幻覚」「第七官界彷徨」 などの作品を主な題材と
して、欧米の文学者・哲学者らの著作との比較も織り交ぜながら
述べている。尾崎文学のエッセンスを、存在論の枠組によって追
求しており、 その資質と素養が高く評価された。 しかし、規定の
二倍を超える枚数のため、残念ながら選外とせざるを得なかった。

                 「尾崎翠」評論・エッセー選考委員長 
             北川扶生子(鳥取大学地域学部准教授)

【選考委員】
   角秋勝治、北川扶生子(委員長)、佐々木孝文、土井淑平、
   西尾雄二、山崎邦紀

※ なお、過去の受賞は以下の通りです。

・第1回(2004年) 佳作「松木氏、その研究と著作―『地下室アント ン
                           の一夜』論」(馬場加奈永)

・第2回(2005年) 該当作品なし
・第3回(2006年) 
佳作「おのれの天地に生きるために ― 尾崎翠
             私論」(竹氏倫子)
・第4回(2007年) 佳作「第七官にひびく文芸」(大貫美帆子)
・第5回(2008年) 該当作品なし
・第6回(2009年) 該当作品なし

 

※評論全文・受賞コメント・略歴・選評の詳細は 『尾崎翠フォーラム
・in・鳥取2010報告集』(12月上旬
刊行)に収録します。報告集の問合
せと注文は以下まで。

       manager@osaki-midori.gr.jp