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編集後記

Osaki Midori Forum in Tottori

 

 

◆フォーラムの記録をようやくアップ◆

○…ことしの第10回記念尾崎翠フォーラムの記録を何とか
アップしました。 実は、文字通り、アップアップのアップです。
というのも、わたしのパソコンがダウン寸前で、まるでダッチ
ロールのような状態だからです。からくもセーフですが、猛
暑のフォーラムの記録を冬に届けるのは、季節はずれのそ 
しりをまぬかれないとはいえ、ダウン寸前のパソコンによる
ギリギリの作業であったことも事実です。
○…池内紀さんの「尾崎翠の新しさ」と澤登翠さんの「尾崎
翠の感受性」は、10回目の節目を飾るにふさわしい記念す
べき講演でした。尾崎翠のご親族の山名立洋さんの「翠を
めぐるあれこれ」は、養源寺の木戸越しに翠おばさんの素
顔を伝えてくれました。蘚苔(こけ)学者が加わった「こけシ
ンポジウム」も、非常に興味深い多角的考察の場になった
と思います。浜野佐知監督の映画「第七官界彷徨」の新編
集版を観たあと、宝井誠明さんと鳥居しのぶさんを交えたト
ークも楽しいひとときでした。
○…わたしたちは早くも来年のフォーラムの準備に取りか
かっていますが、引き続き充実した企画をお届けできると
思います。折りしも地元鳥取の郷土紙の『日本海新聞』が、
尾崎翠の代表作「第七官界彷徨」の復刻連載を、山陰の美
術作家のKEiKO・萬桂さんの挿絵付きで掲載中で、この企
画に寄せた関連記事も大いに参考になります。その主なも
のは今年のフォーラムの報告集にも掲載する予定です。
○…その今年のフォーラムの報告集も12月15日発行に
向けて、最後の作業に入っていますが、「尾崎翠新発見資
料」に加えて、お茶の水女子大学の研究者による「尾崎翠
文学参考文献目録」を一挙掲載します。翠読者や研究者
必携の特別号です。乞うご期待を!
    
           (2010年12月2日、土井淑平記)

◆第10回記念フォーラムを迎えて◆

○…「光陰矢のごとし」と諺にも言うように、尾崎翠フォーラム
は早いもので、第10回の記念すべき節目を迎えることになり
ました。
 フォーラム立ち上げのきっかけは、翠ブームに火をつけた浜
野佐知監督の映画 『第七官界彷徨 ー  尾崎翠を探して 』 の
製作と上映でしたが、 ことしの第10回記念のフォーラムがこの
映画の新バージョン版の初上映というのも、なにか運命の巡り
逢わせのような感じです。
  『第七官界彷徨』の三五郎役と『こほろぎ譲』の土田九作役
の宝井誠明さん、 および、 『こほろぎ譲』で成長した町子役で
出演した鳥居しのぶさんを招き、 浜野監督とのトークでフォー
ラムの第10回記念を祝うことができる喜びはひとしおです。
○…尾崎翠の再評価にあたっては、「ちくま日本文学全集」で
『尾崎翠』を取り上げた編者の池内紀さんの功績も大きく、  カ
フカやゲーテの新訳でも高名なこのドイツ文学者の講演は、尾
崎翠の新しさについて 私たちの目を大きく開くものとなるに違
いありません。
 フォーラムではお馴染みの常連ゲストに近く、活動弁士として
国際的な評価も高い澤登翠さんには、今回は映画の活弁では
なく講演をお願いしました。 まさに研ぎ澄まされた感覚の持ち
主である翠と翠が出会って、火花を散らす感覚の競演となるで
しょう。
 尾崎翠の菩提寺である養源寺住職の山名立洋さんの講演は、
尾崎翠にじかに接した数少ない親族の回想を通して、後年から
晩年にかけての翠の知られざる生活ぶりを伝えるものです。
○…「第七官界彷徨」には失恋や片恋の主役たちを尻目に、ひ
とり蘇(こけ)が勝ち誇ったように恋愛を成就させますが、さすが
蘇苔類学会では尾崎翠の名前は 蘇の恋愛の作者として有名
だそうです。その蘇苔類学会の新進気鋭の研究者である有川
智己さんを中心に、脚本家・監督の山崎邦紀さんと文学研究者
の北川扶生子さんを交えた蘚苔(こけ)をめぐる最初の学際的
シンポジウムは、異種格闘技戦のようなスリリングなものとなる
でしょう。
 異種格闘技戦といえば、第10回記念のフォーラム全体がそう
いう趣きを秘めており、 1日目のオープニングではいわみコー
ラスの皆様の合唱を10年ぶりに拝聴するとともに、 2日目の冒
頭で 鳥取在住のジャズ・クインテットである「ゲバラバンド」の皆
様の素晴らしい演奏の競演で、フォーラムを盛り上げていただ
きます。
○…ところで、ことしの第10回記念の尾崎翠フォーラムは、 岩
美町より観光バスと遊覧船をご提供いただき、フォーラム参加
者の皆様に無料の翠文学&浦富海岸ジオツアーを楽しんでも
らう特別企画を組みました。
 これまで翠文学散歩ツアーでは、世界遺産候補として押し出
していた風光明媚な浦富海岸を陸上から眺めるだけでしたが、
ことしのツアーは遊覧船で海上から浦富海岸のジオツアーを無
料で体験できる得難い機会です。バス定員40名、遊覧船定員
90名と限りがありますので、お早目にお申し下さい。
                                   (2010年4月17日、土井淑平記)