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  ◆渡辺えり子 作・演出・主演 公演◆

『花粉の夜に眠る戀 〜 オールドリフレイン』

             宇宙堂 第五回公演
      (2005年2月4日〜13日、下北沢本多劇場)

  『オールドリフレイン』は尾崎翠の『第七官界彷徨』に材を取り、1987
年4月17日〜5月5日、東京の新宿シアター・モリエールで初公演され、
好評を博した演劇の再演です。以下は宇宙堂からのメッセージの抜粋で
す。                   =写真は初演時の舞台写真=

プログラム

日時:2005年2月4日(金)〜2月13日(日)
      :2月15日(火) かめありリリオホール
場所:本多劇場
作・演出:渡辺えり子
出演者:宇梶剛士、山崎清介、金井良信、杉嶋美智子、土屋良太、
           宇宙堂劇団員、渡辺えり子

2

4()

5()

6()

7(月)

8(火)

9(水)

10(木)

11(金)

12(土)

13(日)

14:00

 

 

 

 

19:00

 

 

 

★ 開場時間は開演の30分前です。
★ ●印はトークショーあり。
     6日 渡辺えり子・宇梶剛士、8日渡辺えり子・ 山崎清介
料金 前売り:5500円(全席指定・税込み)当日:5800円
          :4000円(5周年謝恩チケット、後列毎ステージ32席限定)
    :かめありリリオホールチケットはかめありリリオホールのみ取り扱い
一般前売開始  12月1日(水)
チケット取扱い ぷれいす:03‐5468‐8113 
                       http//www.place-net.co.jp      
                     電子チケットぴあ:0570−02−9999(Pコード:357−805)
            イ−プラス:http://eee.eplus.co.jp/
            ローソンチケット:0570−063−003(Lコード:39439)
お問い合わせ  (有)おふぃす3○○宇宙堂
            電話:03−5458−2605
            E−mail:uchyudou@luck.ocn.ne.jp
             HP:http://uchyudou.moo.jp
スタッフ  作・演出:渡辺えり子/美術:加藤ちか/振付:菅原鷹志/
     照明:宮野和夫/音響:原島正治/演出助手:河合範子/
    舞台監督:榎太郎/宣伝美術:JOYS/チラシ絵:渡辺えり子/
    殺陣師:清水順二/作曲:安保由夫/歌唱指導:深沢敦
    音楽監修:近藤達郎/企画・制作:おふぃす3○○宇宙堂

概 要

 80年代の小劇場界をリードし続け、20年間、独特のファンタジーで多くの観
客を魅了し続けた劇団3○○の代表的作品のひとつ『花粉の夜に眠る戀―オ
ールドリフレイン―』。宇宙堂が結成して5年目の今、初めて3○○時代の渡辺
のこの名作を上演します。
 大河ドラマ「新撰組!」の西郷隆盛役など今や多方面で活躍中の宇梶剛士、
子どものためのシェイクスピアカンパニーの独創的な演出が認められ99年度
に湯浅芳子賞を受賞するなど多彩な才能を見せる山崎清介、旗揚げ公演「星
の村」を重厚な演技で支えてくれた金井良信、そして渡辺作品に欠かせない
存在杉嶋美智子ら個性的な客演陣とともに、土屋良太を筆頭とする宇宙堂劇
団員が恋と芸術の嵐を巻き起こします。
  薄幸の女流作家尾崎翠の傑作「第七官界彷徨」を下敷きに、文学、音楽と
いう芸術の側面から、演劇とは何かという永遠のテーマを、渡辺が描き出しま
す。詩人を夢見る物語の主人公町子、決して来ることのない本番に向けて練
習を続ける楽士たち、そして激しく孤独に生きた老女、尾崎自身という三つの
世界を交錯させながら、出口のない混沌とした現代に改めて生きる意味を問
いかけ、演劇とは何か、表現とは何かを見るものの胸に突きつけてきます。
  詩と音楽で綴る幻想的な舞台をコミカルにダイナミックにかき回します。昭
和初期の屋根裏部屋から現代、ルーマニアへと自由自在に行き来する狂喜
乱舞の劇的空間を是非、お楽しみ下さい。        

あらすじ

  屋根裏部屋で、一人の老女が死に誘われている。彼女は「恋」を待ちながら、
人々に忘れ去られた作家である。骸骨化した彼女の物語たちが、静かに老女
を眠りへと誘っているのである。
 老女が眠りについた途端、トランクを抱えた男と家出した大阪少年がこの部
屋にやってくる。男はそのトランクに「恋」を閉じこめていた。若き日の、叶わな
かった不思議な女への恋心。あの女はいったい誰だったのか。
 そして老女の物語が息を吹き返す。屋根裏部屋の塵は花粉と化す。
 時は大正。苔の花粉の降る夜、それが人体におよぼす影響の研究に、失恋
の痛みから没頭する二助、前景の男であり、物言わぬ患者に心奪われてしま
った医者の一助、二人の妹であり、この物語の「私」小野町子は、従兄三五郎
に心寄せていた。しかし、三五郎は隣家の少女林子に恋をしてしまう。将来詩
人になりたいと考える町子は、決して手に入れられぬ永遠を描こうと夢想して
いる。そして、失恋の体験こそ詩を書く上で貴重な体験とは思うのだが、感情
はそんなに簡単には切り替わらない。苔の研究に使う肥料として、二助が排泄
物を鍋で煮るにおいとともに、一助と二助は町子の夢の中へと巻き込まれてい
く。
 町子の悪夢は、自分を人魚姫になぞらえて三五郎への失恋を物語っていた。
報われぬ恋の果てに海のあぶくと消えた「人魚姫」。そして町子は目覚めるが、
町子が目覚めても、町子の夢の中の一助であるはずの一助は消えない。
 そこへ、関西弁の少年が戻ってくる。彼がトランクを開けると、その中にいたの
は町子の顔をした少女であった。彼女をめぐり、病院の同僚柳浩六と口論にな
る一助、「戀」と少年に名乗った少女は、鏡をすり抜けてルーマニアへと去って
いた。追いかける柳と一助。
 少年福助が取り残されたところへ、町子、三五郎がやってくる。福助が拾った
ノートには、町子が書こうとしてまだ書けていない物語が書かれていた。その文
字が風にのって鏡に吸い込まれていくのを追って、福助と町子もまたルーマニ
アへ向かう。
 舞台はルーマニアとなる。「戀」をめぐり、乱闘騒ぎとなる。なぜ自分が自分の
「恋」に試されるのか、わからない一助。そして、再び町子が目覚めると、ルー
マニアは消える。つまり、町子が物語を書くのをやめ、登場人物たちはノートの
ページに帰っていったのである。しかし福助は消えない。
 福助は、男でも女でもなく、男でもあり女でもある、一助が夜とまぐわって造り
出した不死の子供だった。そして町子が人魚の装いで一助の「恋」を演じたの
は、誰のものにもならない自己完結の町子自身の行く末を、自分で確かめるた
めだった。物語は幕を閉じる。全てが消えていく。
 べつの時間に、同じ屋根裏部屋でクライスラーの名曲を練習する楽士達がい
た。彼らもまた、永遠に迎えることのない明日の本番を控え、寝ずの練習を続
けている。なぜなら彼らは、その状態でこの世から切り離された彷徨う魂たちだ
からだ。
  楽士たちがうたう音楽家としての葛藤。それは町子の文学者としての苦悩、芸
術家たちの叫びとなって共鳴し、演劇とは何なのかそして表現とは何なのかを
我々の胸につきつける。楽士達の空間、老女の空間、そして物語の空間。時と
空間が入り乱れる屋根裏部屋で花粉が吹き荒れる。すべては花粉のいたずら
だったのか。
 そして戯曲は終わりを告げる。

主な出演者 

■渡辺えり子(わたなべ・えりこ)
 
山形県出身。舞台芸術学院、青俳演出部を経て、78年から「劇団3○○」を20
年間主催した。劇作家、演出家、女優として、また歌手として舞台、映像、マス
コミのジャンルを問わず活躍中。毎日新聞、東京新聞などで、独自の切り口で
のコラムも好評連載中。「えり子の冒険」「思い入れ歌謡曲」など、戯曲以外の
エッセー集も出版されたばかり。2001年、演劇の枠組みに捕らわれない自由な
表現を求めてユニット「宇宙堂」を旗揚げ。新人育成のため、2003年より劇団に
改めた。死者と生者が同空間に現れ、現実と幻想の世界をリアルに表現する。
渡辺の世界は独特なファンタジーとして定評がある。混沌とした現代を生きる人
間の困難さの中に生まれる確かな光を見出そうとする作品群である。
  86年「ゲゲゲのげ」で岸田戯曲賞、87年「瞼の女 まだ見ぬ海からの手紙」で
紀伊国屋演劇賞を受賞。96年「shall weダンス?」にて報知映画賞、日本アカ
デミー賞最優秀助演女優賞を受賞。04年「ママがわたしにいったこと」に出演。

■宇梶剛士(うかじ・たかし)
 
東京都出身。「ひとつ屋根の下 2」「サイコメトラーEIJI 2」「スタァの恋」「NIN X 
NINハットリくんザ・ムービー」など、舞台のみならずトレンディードラマ・映画と幅
広く活躍。NHK大河ドラマ「新選組!」での西郷隆盛役は記憶に新しい。
   舞台では91年に「打々芝居公演」を旗揚げ、自ら作・演出を手がける。99年に
は新しい演劇ユニットdamimとして、「風」「ホームベース」「ときしらず」と公演を
重ねている。外部出演では、内藤裕敬・永盛丸プロジェクト「大胸騒ぎ」、後藤ひ
ろひと作「人間風車」、山田和也演出「GOOD」がある。劇団3○○時代には「1
の1の6」「クレヨンの島」で客演しており、今回10年ぶりに渡辺作品に出演する。
03年自らの生い立ち、家族、暴力、出会いなど、これまでの半生に正面から向
き合った初の自伝「不良品」も出版。04年秋には初主演映画「お父さんのバック
ドロップ」が公開された。

■山崎清介(やまざき・せいすけ)
  福岡出身。大学卒業後劇団青年座に入る。1984年退団後EDメタリックシアタ
ーを旗揚げ。87年から93年までの6年間フジテレビ“ひらけポンキッキ!”に出演。
91年のグローブ座カンパニー発足より参加。95年から始まった「子供のためのシ
ェイクスピア」シリーズに第1作「ロミオとジュリエット」から出演し、第2作「十二夜
」からは演出も担当。同シリーズは99年湯浅芳子賞を受賞。2002年8年目の「ヴ
ェニスの商人」を最後にグローブ座を去り、03年“子供のためのシェイクスピアカ
ンパニー”として、9年目の作品「シンベリン」を上演。10年目にあたる04年には「
ハムレット」を、また05年には紀伊国屋サザンシアターにて「尺には尺を」を上演
することになっている。
   近年“子供のためのシェイクスピア”シリーズ以外では、02年THE・ガジラ「ルー
ト64」、03年新国立劇場「世阿彌」に出演の他、01年グループる・ばる公演「昨日
・今日・明日」、02年新潟りゅーとぴあ「ミュージカル半神」、03年劇団うりんこ「シ
ェイクスピアを盗め」にて演出も手がける。宇宙堂には01年の旗揚げ公演「星の
村」より2作品目の出演。

■金井良信(かない・よしのぶ)
 
大阪出身。1992年から1999年まで劇団唐組に所属。同劇団では「裏切りの街」、
「ジャガーの眼」、「電子親友」などに出演。2000年は宇梶剛士が作・演出したdam
im「風‐KAZE」に出演する。宇宙堂には2001年の旗揚げ公演「星の村」に出演し
ており、今回2作品目。以後、2002年新国立劇場「ヤジルシ〜誘われて」、2003年
トムプロジェクトプロデュース「ゴースト・ライター」など、多方面にて活躍中。

■杉嶋美智子(すぎしま・みちこ)
  1993年、劇団3○○に入団。98年解散までの全公演に出演し、個性派女優とし
て活躍する。渡辺えり子プロデュース公演「あなたがわかった!というまで」、「ドタ
キャンするの!?爆弾姉妹の奇妙な一日」に出演。宇宙堂公演は「星の村」、「り
ぼん」、「アオイバラ」に続いて4作品目。渡辺ワールドに欠かせない女優である。
その他、岩松了演出「三姉妹」や、映画「トキワ荘の青春」、NHK連続テレビ小説
「こころ」など活躍の場を広げている。04年かもねぎショット+オフィスコットーネ「
窓」、九十九一作・演出「はれみ」に出演。

■土屋良太(つちや・りょうた)
 
早稲田大学卒業後、渡辺えり子主宰の劇団3○○に入団。劇団員として「赤い
靴」の白痴役、「TENNPO 夜よさようなら」では主役を務めるなど数々の作品に出
演する。1997年の劇団解散後は、二兎社公演、カメレオン会議、NODA・MAP、宇
宙堂公演への出演の他、映画「トキワ荘の青春」ピーターグリーナウェイ監督「81
/2の女たち」やTVドラマにも出演。近年の外部出演作品は03年10月二兎社「萩家
の三姉妹」(再演)、04年8月オフィスレクラム舎「“横恋ぼうず走り雨”と名作4本」、
10月二兎社「新・明暗」など。

宇宙堂の連絡先

おふぃす3○○ 宇宙堂 
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-22-8 朝日屋ビル8F
    TEL:03-5458-2605 / FAX:03-3476-6686
Eメール    
uchyudou@luck.ocn.ne.jp
ホームページ 
http://uchyudou.moo.jp/