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書籍紹介

Osaki Midori Forum in Tottor

 

             =新刊案内=

             東郷禮子執筆

                     季刊『アーク』Arc NO.7所収
               (2004年秋号、レイライン発行)

  「遥かなる旅 尾崎翠と鳥取のまほろば」
     −あるいはランボオとの歩行− 

 

 女性の視点から硬質な論調を展開する季刊『アーク』Arc。その最新号
NO.7(2004年秋号)に「遥かなる旅 尾崎翠と鳥取のまほろば−あるい
はランボオとの歩行−」が掲載されました。
 今年の『尾崎翠国際フォーラム・in・鳥取2004』を特別取材された編集
長・東郷禮子さんの力作評論で、それは尾崎翠とランボオとの注目すべ
き比較に始まる旅でもあります。
 なぜなら時と場所は異なるとはいえ、2人とも彗星のように登場し、まぶ
しい光芒の瞬時の達成のあと、文学の世界から突如姿を消す、という謎
めいた経歴の持ち主で、その比較研究は誰かの手でなされるべき刺激
的なテーマでもあったからです。
 このテーマに着目した東郷さんの論点と読みは卓抜です。加えて、尾崎
翠の再燃は新しい時代を予感させるとして、彼女を育んだ鳥取の文化や
自然を訪ねる旅も新鮮さと魅力に富んだものです。
 なお、本号には炎の編集長インタビュー「疾走する時代のなかで 作家、
島田雅彦に聞く」、フォトグラフィ2004「沸騰する隣国、韓国の今」など興
味深い企画が並び、すばらしいデザイン感覚で写真や資料を満載したビ
ジュアルな雑誌となっています。                        (D記)

※季刊『アーク』Arcと発行元のレイラインについては、以下のホームペ
ージをご覧下さい。

◆『アーク』 Arc   http://www.arc-net.jp 
◆レイライン    
 http://www2.ocn.ne.jp/~leyline

 

 

              川崎賢子執筆
 
       『ユリイカ』2004年10月号所収
            (青土社発行)

        「レズビアン文化かもしれない」
     
−尾崎翠国際フォーラムin鳥取2004

    

         『文学』11・12月号所収
            (岩波書店発行)

      「尾崎翠研究の現状と課題−研究ノート


 今回の「尾崎翠国際フォーラムin鳥取2004」を特別取材した文芸評論
家で尾崎翠研究者の川崎賢子さんが、『ユリイカ』と『文学』にそれぞれ
興味深いエッセーを発表しました。
 まず、『ユリイカ』の「レズビアン文化かもしれない」は、リヴィア・モネさ
んが講演で「映画漫想」におけるナジモヴァの「サロメ」論のテクスト分析
から、サロメの文化史を彩るレズビアン・アーティストの挑戦を跡づけ、
翠によるその受容と共感を示唆したのを受けて、その議論を「挑発的、
刺激的なパフォーマンス」と評価します。
 一方、『文学』の「尾崎翠研究の現状と課題−研究ノート」は、尾崎翠
の全集刊行、浜野佐知監督による映画化、尾崎翠フォーラム報告集の
刊行なども含めて、これまでの翠研究の経緯をたどりながら、新資料の
発掘・テキストクリティック・尾崎翠の文芸思想の水脈・同時代の言語空
間のなかでの尾崎翠の位置の探求、などを今後の課題として指摘して
います。
 さらに、尾崎翠の作品の特徴としてモダニズムの意匠とノスタルジアが
しみわたる心象風景を挙げ、その文学活動を首都(東京)/郷里(鳥取)
の2極の往還と彷徨において考察すべきだとしているのは、妥当な見解
と思われます。
 川崎さんが岩波書店から刊行を予定されている『尾崎翠を読む』の上
梓が待たれるところです。                      (D記)