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書籍紹介

Osaki Midori Forum in Tottor

 

                        =新刊案内= 
                       2011年3月刊行

     鳥取県立図書館ブックレット
     郷土出身文学者シリーズF

        『尾崎翠』

         (1,200部印刷、1部500円)


 鳥取県立図書館がブックレット『尾崎翠』を刊行しましたので
ご案内いたします。
 執筆陣は尾崎翠フォーラムにかかわってこられた第一線の
研究者たちで、中味の詰まった読み応えのあるブックレットに
なっています。
 座右に置き、折に触れてひもとくのに格好の案内書 ・兼・ 研
究書として、みなさまにお薦めします。
 昨年の尾崎翠の特別資料展の開催、少年雑誌などに寄稿し
た尾崎翠の初期作品の発見、に続く鳥取県立図書館のクリー
ンヒットといえます。

 


            目次

第一章 翠の生涯と作品
   一 尾崎翠の生涯                  日出山陽子
   二 「第七官界彷徨」と翠               石原深予
   三 尾崎翠の再評価                土井淑平
第二章 翠に親しむ
  一 尾崎翠のゆかりの地案内(東京・落合)   中村恵一
  二 尾崎翠のゆかりの地案内(鳥取)
  三 翠を知る ― 鳥取県立図書館所蔵資料より ― 
  四 尾崎翠略年譜

 

           =書評=

 『山陰中央新報』(2011年5月15日)に掲載された北川扶
生子さんの『尾崎翠』の書評を紹介します。

   作家像の書き換え迫る

                       北川扶生子

 尾崎翠ってだれ?というひとに、ぜひ手にとってほしいブック
レットができた。 鳥取県立図書館が発行する「郷土出身文学
者シリーズ」の最新刊。
 鳥取県岩美町出身で、 大正から昭和初期に、 斬新な作品を
残した女性作家・尾崎翠(1896〜1971)。その足跡が、貴重な写
真の数々とともに楽しめる。
 日出山陽子氏による 「尾崎翠の生涯」は、たぐいまれな才能
を持った 女性の生き様を、 時代のなかで追体験させてくれる。
尾崎の作家生命は鳥取への帰郷とともに終わったかのように語
られることが多かったが、氏は尾崎の再出発への努力や、戦争
時に沈黙を選んだ意義を実証。資料の博捜によって 「悲劇の作
家」像の書き換えを迫る。
 石原深予氏の 「「第七官界彷徨」 と翠」は、 「失われたもの
とのやりとり」を軸に、 尾崎の文学世界を読み解き、喪失感と
背中合わせになった 「瑞々しいすこやかさ」を感じ取っている。
「第七官(感)」等の言葉の使用例の調査は、神話化されがち
だった作家研究の、新たな方向性を示すものだ。
 土井淑平氏の「尾崎翠の再評価」は、同時代評から近年の動
向までを広く見渡す。時代に先駆けすぎた作家が、現代の読者
に「再発見」されてゆく経緯は、月並みな物語より、はるかにスリ
リングだ。
 中村恵一氏 「 尾崎翠のゆかりの地案内 (東京・落合) 」 は、
地域史からのユニークなアプローチ。代表作のほとんどが書か
れた新宿郊外は、膨張する首都のために新しく開発された住宅
地だった。 多くの芸術家 ・ 文化人が 集まり、 意外な人同士が
「ご近所さん」。文学史の遠近感とは異なる、創作の「現場事情」
が抜群におもしろい。
 県立図書館所蔵資料の一覧、 ゆかりの地案内、 年譜も付す。
ぜいたくな「出会いの一冊」だ。
  ※「恵」は旧字
                  
 (鳥取大学地域学部准教授)

 

(お問合せ先)
  〒680−0017 鳥取市尚徳町101
               鳥取県立図書館

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    FAX  0857−22−2996
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