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今年のフォーラム

Osaki Midori Forum in Tottori

              第6回
  尾崎翠フォーラム in 鳥取2006

〔日 時〕7月8日(土)13:30〜17:00講演・朗読劇他
      7月9日(日)  9:00〜14:00文学散歩ツアー
〔場 所〕鳥取県立県民文化会館(第1会議室) ほか


    山名法道さんの講演に寄せて

         第七官にひびくやうな詩


                           山村東行

 私は時々、本屋へ散歩に行く。私の眼に惹きつけるものは何
か?など、さしたる目的もなく漠然と想いを巡らしながら、本棚
を覗くのである。こうして偶然にも面白い本に出会った時、自分
の、本に対するセンスの良さに、ひそかに満足する。
 こうして出会った本の一つに「唯識論」についての本があ
った。この本が眼に止まったのは、多分、山名法道氏が「尾崎
翠フォーラム報告集」第4巻に書いていたことや、「尾崎翠文学
散歩ツアー」の時の話が関連していたのであろう。
 山名氏は「尾崎翠と仏教哲学」(『報告集』第4巻、所収)の中
で、次のように指摘している。

 「母まさが寺院出身のため、翠は幼いころより祖父澄道、叔
母ヌイ子、叔父澄水、また龍谷大学在学中の次兄哲郎(のち
養源寺の養子となる)の影響で仏教的素養を学び、難解な仏
教哲学などを網代道場時代(大正3〜同6年)に精読している
と考えられる。 特に澄水は、明治33年に『顕真理篇』を著し唯
識思想を解明しようとしている。
 代表作『第七官界彷徨』に「私はひとつ人間の第七官にひびく
やうな詩を書いてやりませう」と第七官に注目している。これは
唯識思想ではないかと思われる。」

 ここで注目されるのは、次兄哲郎が尾崎翠を一番良く理解
し、思想的にも一番近い兄と言われていることと、叔父澄水が
唯識論の本を書いていることである。
 唯識論は、次のように説く。
(1) すべての存在は、心の中に認識されてはじめては成立す
る。
(2) 心のメカニズムは表層心と深層心に分かれる。表層心は
五識(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識)と意識から成り立ち、深層
心はマナシキ末那識とアラヤシキ阿頼耶識から成る。
 こうして、人間の心のメカニズムが精緻に解明されていく。後
者の「深層心」については、フロイトの「無意識の世界」、心理
学と容易に結びつく。また、前者の「唯識論」については、私に
は「現代思想」といわれれものに容易に結びついてくる。私が「
現代思想」を始めて知った時、驚いた事は次のことだった。「真
理は無い」。もっとわかりやすく云えば「客観的真理はない」。
 この「現代思想」を巡る議論と仏教哲学の「唯識論」で説く議
論は、私にはほとんど双子の兄弟のように思えた。さらにこの
議論は、中沢新一氏から学んだ、南方熊楠の「南方マンダラ」、
「高次元ミナカタ物質」の捉え方へ導かれる。
 今回の山名法道氏の講演「尾崎翠と仏教哲学」は、このよう
な新しい視点で捉える尾崎翠像が語られるであろう。
 また、昨年、私は東京へ旅行した折りに、尾崎翠の新宿・上
落合の旧居跡を尋ねた。その二階家の下にあるガッチャンポン
プの井戸(当時のものが残っていた、)からは「第七官界彷徨」
の世界が立ち上ってくるようであった。


(問い合せ・参加申込み先)

  尾崎翠フォーラム実行委員会
    〒680−0851 鳥取市大杙26 土井淑平気付
    (TEL・FAX)0857−27−7369
    (Eメール) manager@osaki-midori.gr.jp

 チラシ・チケットは4月初めにできます。メールで参加申込みを される方は、4月1日以降、氏名・住所・電話番号・メールアドレス を明記のうえ、上記のEメール・アドレスに連絡して下さい。折り返 しチケット・郵便払込み用紙・資料をお届けします。



 

 

 

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最終更新日 : 2006/09/08.