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編集後記

Osaki Midori Forum in Tottori

 

 猛暑と激動のフォーラム  ◆

〇…猛暑と激動=\。激動のように通り過ぎた感のある半年余の
準備を経て、異例の猛暑の中で開かれた今年の尾崎翠国際フォーラ
ムは、いまだ余熱さめやらぬ状況です。わたしたち実行委員にとっては、文字通り猛暑と激動のフォーラム≠ナした。
〇…海外から尾崎翠の研究者をゲストを迎えるべく、3年前からの打
診も含めてメールでのやり取りは数十通に及び、最後には「もうメールはいい」とゲストからお叱りを受けるほどでした。県内外からの支援者
や参加者へのメールや通信に加えて、 フォーラムを強力に支援して
下さった県文化観光局振興課や県東京事務所などとの連絡や行き来も、かつてない量に及びました。  
〇…リヴィア・モネさんとトマス・ラマルさんは、カナダから の航空旅費など自弁の一種の友情出演により、フォーラムを盛り立てて下さいました。さらに、浜野佐知監督には尾崎翠の映画が取り結ぶ全国各地のネットワークに案内を発送してもらったり、早目に鳥取入りしてNHK鳥取放送局のインタビュー番組に登場してもらうなど、フォーラムの宣伝に
も一役買っていただきました。あらためて感謝申し上げる次第です。
〇…さて、肝心の講演やトークですが、ナジモヴァのサロメに焦点を絞って尾崎翠の「映画漫想」の多義的な意味を分析し、そこにフェミニズ
ムの観点からの女性映画文化へのアピールを読み取ったリヴィア・モ
ネさんの講演。同じく「映画漫想」というテクストを素材に、ニューメディ
アとして登場した映画が思想や現実の世界をいかに変容したか、そこに尾崎翠がどのような新しい世界を見出したか、を考察するトマス・ラ
マルさんの講演。いずれも期待にたがわず、尾崎翠の研究に一石を
投じる重要な内容だったと思います。
〇…「尾崎翠の国際性」をめぐるトークでは、山崎邦紀さんをコーディ
ネーターに、浜野監督による『尾崎翠を探してー第七官界彷徨』の海
外上映の反響に続いて、モネさんが翠を例えばヴァージニア・ウルフ
に通じる面があるとし、さらに翠の「第七官」には当時の思潮やテクス
トが交差した、さまざまなエロス・衝動・想像力が複雑にからみ、多義
的な意味をはらんでいた、との指摘に興味をそそられました。
〇…ただ、講演もトークも時間が限られ、せっかく遠方からきていただいたゲストの皆様に申し訳ない気持でしたが、すでにモネさんからは講演をもとに書き下ろした重厚な論文が寄せられていますので、これを『尾崎翠国際フォーラム・in・鳥取2004報告集』に掲載します。フォーラ
ムの会場で講演やトークを
聴かれた読者も、改めて多くの新しい発見
をそこに見出されるに違いありません。
〇…なお、12月1日刊行予定の上記フォーラムの報告集には、昨年
に引き続き尾崎翠のご親族の貴重な寄稿、全集未収録の翠の小稿や書簡、同時代の作家たちの尾崎翠評、なども解説をつけて掲載します。ご期待下さい!

                            (8月31日、土井淑平記)